新・読書日記 2013_224
『一度、死んでみましたが』(神足裕司、集英社:29013、12、18)
サブタイトルは「スーパー闘病エッセイ!」。
ひとまず、「よかった」と。以前、「ミヤネ屋」のレギュラーコメンテーターとしてお世話になっていた方だけに、本当に良かった。本当に死の淵まで行かれていたのだなと。これを機に、神足さんのツイッターもフォローし始めました!同じく以前「ミヤネ屋」コメンテーターだった水道橋博士のツイッターも。
タイトルは「一度、死んでみました」ではなく、最後に「が」が付いている。つまり「死んでみたが、生き返った。死の淵から蘇った」という「生の喜び」を表しているように感じる。
ただ、第2章のこの文章は悲しい。
「取材して、歩いて歩いて稼いだ記事は、ボクにはもう書けないのかと思うと、さびしい。誰かがボクの脚と眼になり、現場合を歩いて、見てきてほしい。そして、ボクに、その話をしてほしい。ただ、本当は自由に飛び回る脚と眼と頭脳がもう一度、ほしい。できることならば・・・・。」
涙・・・・・・・・・・。
star4_half