新・ことば事情
5328「ヨンミー」
10年以上前(2002年8月2日)の「平成ことば事情763三位一体」で書いた菓子パンの、
「サンミー」
そこでの会話を再掲すると、
「そう言えば、"サンミー"って菓子パンがあって、中学のときにめっちゃ好きやったんですが、この間久々に見かけまして。あれ、まだ売ってるんですねえ。」
「売ってるよ。見ることあるで。」
「あれってパンの生地と、チョコレートと、白いクリームが三位一体になっているから、"サンミー"って言うんでしょ。」
「え!!!そうなの?ぜーんぜん、知らなかった!」
その後「追記」で、コンビニの「ファミリーマート」で売っているのを見つけた「サンミー」(神戸屋パン)には、英語で「KOBEYA SWEET DANISH」と記されていて、さらにその命名に付いての説明が、
「パンの中にクリームをサンドし、上にチョコとビスケット生地の3つの味<三味(サンミ)>が楽しめるデニッシュ」
と書いてあったのです。「三つの味」で「サンミー」だったのですね。
その「サンミー」の誕生から、なんと「43年」たっているそうです。
なぜ、そんなことを知っているかと言うと、別のコンビニできのう、見つけたのです、
「ヨンミー」
というよく似た菓子パンを!そこに、
「 『サンミー』誕生43年を記念して『ヨンミー』を発売」
と書かれていたのです。「43年」で「ヨン」「ミー」か。
「サンミー」は、
「チョコ、ケーキ生地、オレンジジャムの『3つの味』」
ですが、「ヨンミー」はそれに、
「クリーム」
が加わったそうです。早速、買って食べてみたのですが、
「味はほとんど同じ」
でした・・・。いろいろやるな、神戸屋パン。