新・読書日記 2013_196
『省略言葉辞典』(金澤信幸、ネコ・パブリッシング:2013、8、22)
金澤信幸さんという、面識のない方から送って来た本。面識はないが、どこかで見たような名前だな...と思っていたら、本にお手紙が入っていた。そう、つい10日ほど前に読み終えて「読書日記」に書いた『バラ肉のバラって何?~誰かに教えたくてたまらなくなる"あの言葉"の本当の意味』(講談社文庫:2013読書日記180)の著者の方だった!
10月30日に私が「読書日記」に書いたら、翌日、アマゾンでの売れ行きが伸びたというのだ!ええ!そんなに影響力が?「いやあー、"たまたま"でしょ。」と思ったが、「御礼」の意味で?この本も送って来てくれたのだ。
すごいなあ、6月に本を出したばかりで、その2か月後にはこんな本を書いているなんて。これ、1900語もの省略語を収めていて、なかなかの労作だと思う。(あとでメールのお返事をもらって、「10年ぐらいかけて集めた」とのこと。納得。)
「辞典」だが「読む辞典」として楽しめる。かなりテレビ番組関係の省略語や、関西弁・関西のテレビ番組まで網羅しているのはすごい!関西の方ではないようなのに・・・。
そして、なんといっても表紙にも書いてあるように「590円」という値段は安い!すこし前にはやった「ワンコイン本」(500円玉1枚で買える本)と紙の質は似ているが、しっかりしている。サイズも違う。これだけ言葉を集めるのは大変だったろうなあとお察し申し上げます。送って下さって、どうも有難うございました!
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