新・ことば事情
5269「酢鶏」
先日、昼食時に、いつものように会社の食堂に行った時に、見慣れないメニューが。
それは、「酢豚」ならぬ、
「酢鶏」
というメニュー。そう、「酢豚」の「豚肉」の代わりに「鶏肉」を使っているんですね。
味付けは「酢豚」と同じでおいしかったです。豚肉よりもあっさりしていて、カロリーもやや低め、という「ヘルシーメニュー」なんでしょうね。会社の食堂では初めて、というか、ありそうでないメニューで、おそらく生まれて初めて食べました。
今からちょうど20年前、カタールのドーハにサッカーを見に行きました。カタールはイスラム国ですから、「豚肉」は食べません。そのカタールで中華料理屋さんに入ったら、
「酢豚」
とメニューに書かれていたので、「あれ?」と思いながら頼んでみたら、やはり「豚肉」ではなく、
「牛肉」
でした。つまり、
「酢牛」
です。「すうし」とでもいうのでしょうか?あ、「酢鶏」は、
「すどり」
でいいのかな?読み方は。グーグル検索(11月10日)では、
「酢豚」=445万0000件
「酢鶏」= 19万6000件
「酢牛」= 5870件
でした。「すどり」も「すうし」も、あることはあるんだなあ。