新・読書日記 2013_165
『銀行仕置人』(池井戸潤、双葉文庫)2008、1、20第1刷・2013、9、17第25刷!)
「半沢直樹」で、すっかりまたハマッってしまった池井戸潤。家にあった文庫本の中の一冊。一気に読んだ。なんだ、おんなじパターンだなあ。いや、面白いんですよ、本当に、一気に読んでしまいます。でも「怨み」を最後に「晴らす」という意味では、「時代劇」。水戸黄門だなあ・・・あ、水戸黄門もTBSか。「封建時代」か「会社社会」か、同じような「不自由さ」の中で、その枠を破るヒーローの登場が、スカッとするんですよね!
この小説の主人公・黒部も銀行員。そのセリフの中に、
「手段は選ばない。やられたら、やり返す」
とありました。ほら、おんなじでしょ!
star4