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『道浦TIME』

新・読書日記 2013_134

「蔵書の苦しみ」(岡崎武志、光文社新書:2013、7、20第1刷・2013、8、10第2刷)

 

この手の内容の本は時々あるが、ついつい買って読んでしまう。「そうそう、そうなんだよ」と共感。時々、「あなたは月に何冊、本を読みますか?」というようなアンケートが雑誌などに載っていて、ほとんどの場合、半数の人は「ゼロ」と答えている。「月10冊以上読む人」は1割もいないという全体像が明らかになると、明らかに私はその1割の「ちょっと変わった人」(?)になってしまう。でも、この本の著者は、その「ちょっと変わった人」だから、仲間だ。

私は月に20冊読むが、その2倍は購入している。年間240冊読むと、増える本は年間500冊以上だ、増え続ける本を、どうやってコントロールするのか?結局は処分するしかないのだが、どういう気持ちで処分すればいいかというようなことが、実体験に基づいて書かれている。「なるほど、そうすればいいのか」とは思うが、なかなかその通りには出来ないのがまた、現実なわけで・・・だから「苦しみ」であり、「人の苦しみ」は「おかしみ」に通じるのだ。


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(2013、8、12読了)

2013年8月30日 21:30 | コメント (0)