新・読書日記 2013_131
『ぢぢ放談~激闘篇』(永六輔+矢崎泰久、創出版:2013、5、2)
対談集。二人とも80歳、ことし傘寿のおぢいさん。で、「ぢぢ放談」。ちょっと「じじ(時事)放談」でもある。この二人の対談集はこれまでにもたくさん出ているそうだ。
永さんがパーキンソン病になって、お年のせいもあって、家の中で転んだり、ポストに手紙を入れに行ってこけたり(転んだり)して、こける(転ぶ)と骨折、入院という事を繰り返していると。1年ほど前、NHKの番組で現在の永さんの様子を見て、「そうだったのか・・・」と。寄る年波を感じたが。若い頃からこんなに我儘で激しい人だったとは、よく知らなかった。少し口うるさくておもしろい"男のおばちゃん"、という印象。パーキンソン病の治療では、女性ホルモンを使うので、女性っぽくなるんだとか。
「3・11」以降は逆に元気になっているという永さんだが・・・。
病と闘いながら・・・というのは大変であるなと感じた。
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