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『道浦TIME』

新・読書日記 2013_101

『その一言が余計です。~日本語の「正しさ」を問う』(山田敏弘、ちくま新書:2013、5、10)

 

帯には「行けたら、行くけど・・・」「なぜこの一言にイラッとするのか?」とあります。確かに「行けたら行くけど」と言って、来たやつはまあ、いない。それなら、「ごめん、その日は行けないんだ」といえばいいのに。

しかし、この本は、「正しい日本語」を押し付けるのではなく、そういった「正しい日本語を押し付ける"余計な一言"」は百害あって一利なし、それよりもそういった日本語の変化がなぜ起こっているのか、その発言の根っこを探ることで、より良いコミュニケーションへの一助に・・・という思いが込められているように感じました。

でも、「基本は大切」だとは思いますがね。


star4

(2013、5、21読了)

2013年6月 4日 11:01 | コメント (0)