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『道浦TIME』

新・ことば事情

5104「きゃりーぱみゅぱみゅ他」

 

アナウンサー泣かせの芸名のトップといえば、やはり、

「きゃりーぱみゅぱみゅ」

ではないでしょうか。これを言いやすくするには、

「『ドラえもん』のようにしゃべる」

と言われますが、実際にやってみると、それは、

「単にゆっくりベタベタと、母音をくっつけてしゃべる」

ことに他ならず、早口ではとても言えそうもありません。あとは練習を繰り返すしかないのかなあと思います。

さて、それ以外にも言いにくい名前や言い回しはたくさんありますが、例えば、アール・ヌーボーを代表する画家の、

「アルフォンス・ミュシャ」

を取り入れた早口言葉、

「ミュシャ、模写、武者。武者、モシャ、ミュシャ」

いかがでしょうか?これも言いにくい。そして、先日のカンヌ国際映画祭でグランプリの「パルムドール」を獲得したフランス人監督の名前、

「アブデラティフ・ケシシュ」

も言いにくい。それから、ポーランド出身の指揮者で、

「スタニスワフ・ スクロヴァチェフスキ」

これも難易度は高い。さらに、「白鳥の湖」で有名な男ばかりのバレエ団、

「トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」

・・・さあ、皆さん、続けて言いってみましょう!

「アルフォンス・ミュシャ、アブデラティフ・ケシシュ、スタニスワフ・

 スクロヴァチェフスキ、トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団」

あ・・・舌、噛んだ・・・・・。

(2013、5、29)

2013年5月29日 18:35 | コメント (0)