新・読書日記 2013_0059
『暴雪圏』(佐々木譲、新潮文庫:2011、12、1)
以前に買って「そのうち読もう」と置いてあった一冊。そんなのばかりですが。
佐々木譲の作品は、北海道警察シリーズが有名。といっても、実はそのシリーズの系統にもいくつかある、ということに最近気づいた。巻末の解説によると。
(1)「笑い警官」などの北海道警察シリーズ
(2)「暴雪圏」など川久保篤巡査部長シリーズ
(3)「廃墟に乞う」(直木賞受賞)休職刑事・仙道孝司シリーズ
(4)「警官の血」など安城家シリーズ
だそうだ。私は「笑う警官」でまず佐々木譲を読んだので、(1)の北海道警察シリーズは大体、読んでるかな。それと(3)は「直木賞受賞」ということで読んだ。短編連作。また(4)も2冊とも読んだが、(2)は全然読んでいなかった。これから読むのが楽しみだが、この文庫本、解説まで含めるとなんと513ページ!分厚くて重い。読みごたえはある。一晩では読み切れなかった。
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