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『道浦TIME』

新・読書日記 2013_056

『マーラーの交響曲』(金聖響+玉木正之、講談社現代新書:2011、12、20)

 

この本も、少し前に買って読みかけたままにしておいた本。指揮者の金聖響さんと、スポーツジャーナリストで音楽にも造詣の深い玉木正之さんの対談から始まって、真ん中はマーラーの9つの交響曲プラスアルファを、金さんが解説していくという一冊。

私は、マーラーの曲では「交響曲1番(巨人)」が好きで、いろんなオーケストラのレコードやCDを聞き、実際の演奏も聞きに行ったりしましたが、それ以外は「第8番」(千人の交響曲)と「嘆きの歌」を学生時代にオーケストラと歌ったことがあるのと、「第5番」の出だしのトランペットが「カッコイイなあ」とか、そのぐらいしか知りません。一応、1番から10番までのCDは持ってはいるものの、今回この本をきかっけに全部聞いてみようとしたら、CDを買ってから一度も聞いていないことが判明したCDもあって(10年以上前に買って封を切っていなかった!)全然詳しくない。マーラーの生涯と、現代との繋がりもよくは知らなかったが、この一冊で大変勉強になりました。


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(2013、3、15読了)

2013年4月 7日 23:15 | コメント (0)