Top

『道浦TIME』

新・ことば事情

5035「遮断棒」

 

3月12日、近鉄の「各駅停車」の運転士が、「急行」と勘違いして駅を通過、そして、

「遮断棒」

の下りていない踏切を時速87キロで通過したというニュースを、読売テレビ夕方の番組「ten!」で伝えていました。

これって普通は、

「遮断機の下りていない踏切」

と言いますよね。「遮断棒」という言葉は初めて聞きました。

ネットでグ-グル検索すると(3月12日」、

「遮断棒」=5万5700件

「遮断機が下りていない」=4万1500件

「遮断棒が下りていない」=  3200件

でした。やはり圧倒的に「遮断機が下りていない」の方が多く使われていますね。

「遮断棒」って、「うまい棒」みたいだなあ・・・。

「遮断機」の部品の一部が「遮断棒」だと思います。ですから、

「『遮断機が下りている』で十分」

だと思うのですが、いかがでしょうか?

(2013、3、12)

2013年3月15日 11:53 | コメント (0)