新・読書日記 2013_049
『ペンネームの由来事典』(紀田順一郎、東京堂出版:2001、9、20)
10年以上前に出てすぐ購入して少しずつ読んでいるつもり・・・で、ほったらかしになっていたのですが、この際...と読み切りました。なかなかおもしろかった。「のらくろ」の「田河水泡」さん、このペンネームの「田河」は、本名の「高見沢」から来ているといいうのは驚いた。「田河水泡」、「た・か・みず・あわ」→「たかみざわ」、なるほど!
最近は、号や筆名・ペンネームではなく、実名のままの人が増えた理由としては、実名を使うシーンが生活の中で増えて、2種類の名前を使う煩わしさが増えたからではないか?というような分析も。「辞典」ではなく「事典」なので、「引く」のではなく「読む」本である。
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