新・ことば事情
5012「帯封」
「帯封」
は「おびふう」と読みます。
これを『広辞苑』『精選版日本国語大辞典』で引いてみたら、
「新聞・雑誌などを郵送するとき、中央を帯紙で封をすること」
というように書いてあります。ああ、「第三種郵便」が届くときに「腹巻」みたいになっている帯で「住所」などが記されていますよね、あれか。見たことない人も、いるかもしれませんがが。
でも、今回2月26日の「ミヤネ屋」に出て来た「帯封」は、
「一万円札を100枚ごとに縛った紙の帯」
のことを指していました。この意味は、この2つの辞書には載っていません。
でも、『三省堂国語辞典』には、ちゃんと載っていました。エライ!