新・ことば事情
4963「学級休業」
インフルエンザ、流行がピークを迎えているようですが・・・。
去年(2012年)10月7日の夕方のニュースで、大阪市内の小学校で2年生のクラスで嘔吐などの症状の児童が多数出たので、10月9日・10日の2日間、
「学級休業」
すると発表しました。これを読むNアナウンサーが、
「これは『学級閉鎖』ではないんでしょうか?」
と聞いてきました。ネットで調べてみると、「学級休業」という言葉を使っている自治体は、
大阪府箕面市、大阪市、栃木県、栃木県宇都宮市、大阪府泉佐野市、
大阪府泉南市、大阪府堺市
といったところで、なぜか
「大阪府と栃木県」
では「学級休業」という用語を使っているようです。
文部科学省は「学級閉鎖」(臨時休業)のようです。
グーグル検索では(2月2日)、
「学級閉鎖」=123万0000件
「学級休業」= 3070件
ネット上では圧倒的に「学級閉鎖」が使われていて「学級休業」は、かなり限定的のようです。