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『道浦TIME』

新・読書日記 2013_022

2013読書日記022『大鵬幸喜追悼号~相撲2月号増刊』(ベースボールマガジン社:2013、1、31)

 

1月19日、第48代横綱で"昭和の大横綱"大鵬さんが亡くなった。

その追悼号。言うまでもなく「巨人・大鵬・卵焼き」に代表される、高度経済成長期の日本、昭和の日本の象徴的なヒーロー・大鵬さん。72歳で永眠。

実は、私が物心ついたころ・・・というか相撲にハマッたのは、柏戸・大鵬よりも少し後、大鵬引退のきっかけとなった、昭和46年夏場所5日目、大鵬の現役最後の土俵となった対戦相手「貴ノ花」の時代。輪島と貴ノ花、そして北の湖、千代の富士につながる時代である。それでも、燦然と輝く「優勝32回」を知らないわけもなく、45連勝ももちろん(後追いで)知っている。王貞治さんと同い年。一つの時代が終わったのだと、感じざるを得ない。記念に購入。大鵬と幕内で対戦した81人の力士全員が載っているのは見もの。大鵬から10勝以上あげているのは柏戸と北葉山の2人だけ。でも、朝潮太郎は4勝4敗の五分、栃錦は1勝0敗、福田山(知らない・・・)は2勝0敗!32回の優勝についても詳しく書かれているし、貴重な資料です。50ページの冊子なのに840円もしたのには驚いたけど。


star4

(2013、2、1読了)

2013年2月 4日 19:30 | コメント (0)