新・読書日記 2013_018
『福岡ハカセの本棚』(福岡伸一、メディアファクトリー新書:2013、12、31)
サブタイトルは、ちょっと長いが、「思索する力を高め、美しい世界、精緻な言葉と出会える選りすぐりの100冊」。
で、本を一冊ずつ紹介しているのかと思ったら、そういう形の紹介ではなかった。福岡ハカセの話の中に、流れるようにその読書体験に基づく「本」が挟み込まれていく。絵画の紹介をしているような感じ。
これまでに、福岡ハカセのいろんな著作の中で、すでに紹介されたものもあったが、ちょうどその後に読んだ成毛眞さんの『面白い本』という、やはり100冊の本を紹介する本に、「同じ本」が紹介されていたので、その本は「必読」ですね。え?何の本か?って?ジェームズ・D・ワトソンの『二重らせん』。遺伝子の秘密について。面白いらしいですね。読―もうっと!
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