新・読書日記 2013_039
『中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?』(NHK_PR1号、新潮社:2012、10、25)
タイトルの「中の人」につられて購入。
NHKの広報局がツイートを公式に始めて3年なんだと。それにはあまり興味はない。
文体は、さくらももこ。好きかと言われると微妙・・・。おそらく年代は「さくらももこ」と同じ40代半ばの女性。今は広報局だけど、制作現場経験が長い独身者・・・などと、勝手に失礼な想像をしてしまうので、匿名に近い「NHK_PR1号」
というペンネームは(本にするときには)どうかと思う。でも、名乗れないもんなあ。
真面目に参考になったのは、東日本大震災の時のツイッターでの対応。
やはり、たとえ一人でも、多くの命を救える可能性があることは、私たちの仕事に就いている人は、ためらわずにやるべきなのだと、改めて感じた!
それにしても「中の人などいない」という言葉は、吉田戦車の「かわうそ君」の言葉だったとは!もう忘却の彼方にあったが、確かにそうだったような気がする。そうすると、もう20年ぐらい前から言われていたのだなあ・・・。
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