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『道浦TIME』

2013_012

『テレビコメンテーター~「批判だけするエラい人」の正体』(中野雅至、中公新書ラクレ:2013、1、10)

 

「ミヤネ屋」でも、数多くの「コメンテーター」にご主演いただいているが、それぞれ「一家言ある人」、つまり「何らかの専門家」である。しかし、いくら専門家でも、何から何までコメントできるわけではない...はずだ。でも、なんでもコメントする(できる)人もいるし、出ているからは「硬軟ごちゃまぜの話題」に何らかのコメントをしなきゃならない。そういった「テレビコメンテーター」という「職業」が、現在、成立している。しかし、既に「批判だけするエラい人」という「批判」があるのも、たしか。

そういったややこし~い状況を、当の「テレビコメンテータ」である大学教授が、赤裸々に書いた一冊。この分野での本は「初めて」ではなかろうか?

著者は「ミヤネ屋」には出演してもらったことはないが、読売テレビの、ほかの番組に出演しているのを見たことはある。

巻末に「ニュースショー、ワイドショー番組名」と、それに「出演しているコメンテーターの実名」の一覧があるが、これはデータがちょっと古いと思った。

(2013、1、16読了)

2013年1月30日 17:44 | コメント (0)