Top

『道浦TIME』

新・読書日記 2013_005

『ぼくらの近代建築デラックス!』(万城目学・門井慶喜、文藝春秋:2012、11、30)

 

カラー写真も豊富!おもしろい!

『プリンセス・トヨトミ』『鴨川ホルモー』など、関西を舞台にした数々の小説でおなじみの若き作家・万城目(まきめ)学氏(大阪出身、京都大学出身)が、建築評論が専門の門井氏と一緒に大阪・京都・神戸・東京・横浜といった都会の「街ぶら」して、「近代建築」を見て歩くという企画。近代建築に特別の興味はなくても「ああ、そういえば、なんかカッコイイ建物があったな」と、街を再認識できる一冊。先日、何新聞だったか忘れたが、この二人で「街ぶら」している記事を見かけたが、以前からやってたんですね。

このhンで登場する「大阪市中央公会堂」など、先月コンサートを聴きに行ったばかりだったので、興味もさらに湧いた。

この本に触発されて、こういった「近代建築街ぶら」の先輩格、藤森照信氏の『建築探偵 東奔西走』(写真・増田彰久、朝日文庫:1997)も読もうと本棚を捜したら、手つかずの状態で見つかったので、購入から十数年、初めて読んだら、とっても面白かった。それはまた書きますね。


star4_half

(2013、1、10読了)

2013年1月28日 23:40 | コメント (0)