新・読書日記 2012_232
『言わぬが花~小沢昭一的世界』(小沢昭一、文春文庫:1986、7、25)
亡くなったなあ、小沢昭一さん。学生時代に一度だけ、「生・小沢昭一」さんに会ったことがある。もう30年以上前になるけど。当時所属していたグリークラブの一員として、ラジオだか舞台だかのコーラス隊として呼ばれたときに共演した、のだと思う。私はあまり小沢さんのことを存じ上げなかったのだが、合唱団の先輩が小沢ファンで、著書を持参していそいそとサインを求めていた、ような記憶が。
で、本書は、大学を卒業してしばらく(2年ほど)経った頃に出たものだが、本棚の肥やしになっていたものをひっぱり出してきて読んだ。もう、だいぶページが茶色くなっていた。懐かしい感覚です。でも、おもしろかったですよ。
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