新・読書日記 2013_008
『若者のホンネ~平成生まれは何を考えているのか』(香山リカ、朝日新聞出版:2012、12、30)
そうなんです、もう平成になって25年、四半世紀が過ぎて、今の若者は皆「平成生まれ」。まあ、私たちの世代にとっては「若者」というよりも「子ども」の世代。子どもが何を考えているのかがわかる、かもしれない一冊。
やはり、考え方の"前提"となる「社会情勢の変化」が、私たちの世代は「私たちの時代」をベースにした変化と捉えているが、若い世代にとっては、その「変化した後がベース」となっているので、おのずと見方も変わってくるという、言われてみれば当たり前のことを、きっちりと理解したうえで見ると、若者に対する見方も多少は変わるのかもしれません。
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