新・読書日記 2013_007
『知的唯仏論~マンガから知の最前線まで、ブッダの思想を現代に問う』(宮崎哲弥・呉智英、サンガ:2012、12、1第1刷・2013、1、1第2刷)
共に仏教に造詣が深い、仏教徒で評論家の宮崎哲弥氏と、その宮崎氏が「評論の師」と仰ぐ、仏教徒ではない評論家の呉智英氏の対談。
宮崎氏が、その博覧強記の知識を次から次へと繰り出し、呉氏がそれをバッサバッサと大ナタでさばいていくような対談。ちょっと落語の『蒟蒻(こんにゃく)問答』的な感じもしたが、全般的に興味深い内容だが、いかんせん、高度すぎてついて行けない感じでありました・・・。
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