新・ことば事情
4920「綺羅星のごとく現れた」
12月25日の「スッキリ!!」で、今晩放送の「ものまね」特番のPRを放送していました。これまでの番組の歩みや歴代チャンピオンの紹介など、つい見いってしまい、
「今晩、見ようかな」
という気が起きるものでした。(それにしても、PR事態がすでに番組になっているような力の入れようでした)
その中で、過去に初めての出場で決勝まで勝ち上がった女性タレント「福田綾乃」さんという人のことを、
「綺羅 星のごとく現れた」
と表現していました。この言葉を使うときは、よく、
「キラボシのごとく」
と、「綺羅星」という「星」があるかのように、濁って発音してしまう間違いが多いのですが、今回の「スッキリ!!」のナレーターさんは、ちゃんと濁らずに、
「キラ、ホシのごとく」
と読んでいました。でも、なんかちょっとおかしい・・・あ、そうか、こういった場合は、
「彗星(すいせい)のごとく現れた」
だ!うーん、大元が間違っていたか。言葉、成句って、難しいですねえ。似てると間違っちゃうのかなあ。
本編(番組)は間違っていないか、きょう夜6:30から放送の、
「ものまねグランプリ」
を見ることにいたしましょう!(番宣かよ!)