新・読書日記 2012_223
『ランキングの罠』(田村秀、ちくま文庫:2012、11、10)
たしかに「ランキング」ばやりである。日本人は「ランニング」が好きだ。なぜかわからんが、好きだ。そしてそのランキングの根拠については、あまり考えない。結果だけを見る。そういったことの「落とし穴」を示してくれている一冊。うすうす感じていたことをまさにデータをもとに「信じるにたらない」ランキングも示してくれている。国債の格付けってのも、失礼だよな、よく考えたら。最終第6章の「ランキングの罠から逃れるには」は、必読ですね。
star3_half