新・ことば事情
4890「期待のみぎうで」
先日。
私は聞いてなかったのですが、うちの若い女性アナウンサーが高校野球のニュースで、「右投げのピッチャー」のことを
「期待のみぎうで」
と原稿を読んでしまったそうです。確かに「右腕」は訓読みでは「みぎうで」ですが、「右投げのピッチャー」のことは、
「うわん」
と言うのが常識・・・です。野球を少しでも知ってる人なら常識です。いまや「野球を知らないことが常識」となっているのでしょうか?でも、ニュースを読む「アナウンサー」なら知っておかなきゃいけないことです。泣きたくなりました。うわーん。
女性なので(?)野球に接することがなかったのでしょうねえ・・・という話を知人としていたら、
「他車ですが、やはり若い女性アナウンサーで、『左投げ左打ち』を『左投左打』と書いてあったのを、『さとうさだ』と読んだのを聞いたことがありますよ。」
と。え!!「さとうさだ」!佐藤貞?「らせん」で追い回されそうな悪夢を見そうな・・それはサダコか。
そんな読み方をされたら、やはり、うなされそうです。