新・ことば事情
4876「リボンとタスクバー」
会社のパソコンの中身が入れ替わりました。「ウインドウズなんちゃら」から「ウインドウズかんたら」に代わった。これ、困るんですよね、オジサンにとっては。ようやく慣れてきたのに、いつも使っている機能がどこに行ったか分からない、あるいは使えなくなっている。
いつも思うんですが、バージョンアップするときに、「前の機能のままでいい」という人はそれを選べるようにしてくれれば、何も文句は言わないのに、使っている機能に限って変更される。きのうの機能が機能しない、気のぅせいか?意地悪をされているとしか思えません。プンプン。
その上、いつの間にか名前も変更されています。これまで、
「タスクバー」
と呼ばれていたものが、いつのまにか、
「リボン」
と名前が変わったらしい。何の連絡もなく・・・リボンと言ったら、
「インクリボン」
で「印刷」だと思うじゃないですか!さすがに「リボンの騎士」とか少女漫画雑誌「りぼん」とか、サイダーの「リボンシトロン」とかは思いませんが。え?いまどき「インクリボン」で印刷しない?そうなの?ほんとに???
また、画面上には
「クライアントの希望が・・・」
って、俺はクライアントと違うのか!そんな希望してないぞ!と、怒りで手がプルプルと震えて血圧上がりまくり。真に健康に良くない、バージョンアップは。
しかも、こういった問い合わせや苦情を受け付ける電話番号は「そのパソコンを導入した会社の"責任者"にしか教えない」うえ、もし、その責任者から電話番号を教えてもらって電話をするとしたら、問い合わせや苦情を聞いてもらうのは、
「有料」
だというのです。これってあまりにも利用者を蔑(ないがし)ろにしていると思いませんか?こういったオジサンの声はあらかじめブロック(防御)するようになっているのですね・・・ズルイと思います。