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『道浦TIME』

新・読書日記 2012_195

『ひっかかる日本語』(梶原しげる、新潮新書:2012、10、20)

フリーアナウンサーで日本語に"うるさい"梶原しげるさんの最新刊。

のっけから、私も知り合いのNHK放送文化研究所の塩田雄大さんが登場。さまざまな「今どきの日本語」に"ひっかかる"梶原さんは果敢にその「謎」に立ち向かう。色んな人・専門家に話を聞きまくる、そして考える。そんな"格闘"の様子が見られるのが第1章。第2章の「脱帽する日本語」は、「日本語の達人たち」の技術を紹介。第3章ではさらに具体的なシーンでの「話し方の工夫」を解説。第4章は、しゃべるための技術的な話なども盛り込まれた、ボリュームたっぷりの新書。楽しめます。


star4

(2012、10、23読了)

2012年11月 2日 12:07 | コメント (0)