新・読書日記 2012_161
『杏仁豆腐はキョウニンドウフが正しい!~大人が読み間違うと恥ずかしい漢字』(根本浩、中公新書ラクレ:2012、9、10)
表題のように、「アンニンドウフ」だと思い込んでいる漢字(でも、間違った「アンニンドウフ」が今や正しくなっているという意味では、「独擅(セン)場」→「独壇(ダン)場」のようなものかなあ)の「読み」や、「このぐらいは読めないと大人として恥ずかしい漢字」などの問題集。全部キッチリと読む必要はないが(読めるものは飛ばしてもいいでしょう)、チェックする意味でパラパラと読んだら、後半に結構、読めない漢字がいっぱい出て来た。
「万遺漏(ばん・いろう)なきように」「女衒(ぜけん)」「眩惑(げんわく)」「賤ケ岳(しずかだけ)」「不可触賤民(ふかしょくせんみん)」「賤の女(しずのめ)」「太田道潅(おおたどうかん)」「潅漑事業(かんがいじぎょう)」「百日紅(さるすべり)」「女郎花(おみなえし)」「啓蒙(けいもう)」「「蒙昧無知(もうまいむち)」
皆様いかがでしょうか?あ、これは、私は読めたもの。読めなかったのは、
「熟(こな)す」「幼気(いたいけ)」「矍鑠(かくしゃく)」「具(つぶさ)に」
などなど。
実はこういった漢字、中学生の時は、手書きで書いたりしていた気がします。好きな作家の文体をまねて書いたりしたときに、覚えたはずの漢字でした。今は使わないなあ・・・。
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