新・読書日記 2012_152
『倍音~音・ことば・身体の文化誌』(中村明一、春秋社:2010、10、30第1刷・2011、12、20第5刷)
『ジュンク堂の書店員が売りたかった本』という本の中で推薦されていた本。「徹子の部屋」にゲスト出演したタモリさんが、愛読書として推薦して売り上げが伸びたとか。
著者は尺八奏者。
「倍音」には興味があるが、正直、難しかった。「整数次倍音」がいわゆる「倍音」で、「非整数次倍音」はいわゆる倍音ではない音なのかな。そのあたりがはっきりしなかった気がするので、入り込めなかった。残念。
「整数次倍音」=神々しさ、宗教性カリスマ性を感じる
「非整数次倍音」=エネルギーが少なくて済む。超高周波と呼ばれる高次倍音も出せ、この超高周波を聞くと、α波をはじめ脳内で快感となる抗ストレス・ホルモン、免疫機能向上ホルモンを出すことが分かっているとか。うーん、難しいや。
star3_half