新・読書日記 2012_121
『深読みフェルメール』(朽木ゆり子×福岡伸一、朝日新書:2012、7、30)
福岡伸一ファンである私は、その導きで、フェルメールの世界にちょっと足を踏み入れた感じの初心者。朽木さんの著書は、まだ読んでいない。その二人の対談集。結構、丁々発止というか、ああ打てばこう受ける・・・のような"言葉の卓球"が心地よく、フェルメールの世界を味わうことができた。ただ深さでいうと、ことし初めに読んだ『フェルメール光の王国』(福岡伸一、木楽舎:2011、8、1第1刷・2011、10、1第2刷=2012読書日記002)の方が、当然だが深い話が書かれているので、その周辺の"雑誌"を読んでいるような感じでした。フェルメールが住んでいた街・オランダのデルフトも行ってみたいなあ。
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