新・読書日記 2012_130
『随筆 辞書を育てて』(水谷静夫、岩波書店:2012、6、7)
帯は「舟を編む」の三浦しおんさんが書いています。
「エッセイ」ではなく「随筆」とするのが「さもありなん」と思われる文章の数々でした。
本の中でも出てくる山田俊雄先生の『詞苑間歩』をほうふつさせる本でした。
日々、言葉について考えていく態度、たぶん一生、続くんでしょうね。
いま「舟を編む」で辞書編纂者に注目が集まっていますから、こういった本も、一般の方に読まれるかもしれませんね。ちょっと専門的で渋いけど。
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