Top

『道浦TIME』

新・読書日記 2012_117

『動員の革命~ソーシャルメディアは何を変えたのか』(津田大介、中公新書ラクレ:2012、4、10)

 

ふだんなら手に取らなかったであろう本書を手に取ったのは、著者・津田大介に興味があったから。NHKの24時(午前0時)のニュースのコメンテーターとして出ている金髪の男は一体何者なのかを、私は知らなかったので、本屋さんで金髪の著者のカラー写真が(たしか)帯にあったこの本を手に取ったのだった。

「ソーシャルメディア」の何が「革命」なのか?と言うと、「動員」が簡単にできるようになったことだと、著者は説く。たとえば「脱原発のデモ」「中東の革命」。ふーん、なるほどなあ。中東の「ジャスミン革命」のきっかけになったのが「フェイスブック」だとは聞いて知ってたが、「たまったガスに火を付けるライターの役目」を、ソーシャルメディアはするのかもしれないなあ。勉強になりました。

 

 


star4

(2012、6、16読了)

2012年7月13日 17:40 | コメント (0)