新・読書日記 2012_110
『深夜の赤信号は渡ってもいいか?~いま使える哲学スキル』(富増章成、さくら舎:2012、3、8)
キャッチーなタイトル。サブタイトルは「いま使える哲学スキル」ですが、なかなかすぐには「哲学スキル」は使えません。マニュアルではないから。でも「考えるきっかけ」になる一冊。著者のペンネーム(だと思うが)、富増章成は、「とみます」さんかと思ったら「とます・あきなり」
だと。当然これは、
「トーマス・アキナス」
をもじったのだな、と。
小学校のときに読んだ哲学の入門本の名前が、たしか『デモクリトスから素粒子まで』というものでした。本書を読んでいるとそんな名前が次々に出てきて、なんだか懐かしい感じの一冊でした。
え?赤信号は渡ってもいいのかって?自分で考えなさい!!
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