新・読書日記 2012_088
『日本人を操る8つの言葉』(デュラン・れい子、角川oneテーマ21:2012、4、10)
著者は1942年東京生まれ。博報堂にコピーライターとして入社後スウェーデン人と結婚しヨーロッパに移住。外からの目で見た日本人論。たしかに「傍目八目」でよく分かるんでしょうけど、中にいる日本人は「外に出て行った人に言われたくない」と思う部分もあるんでしょうねえ・・・と思いながら読みました。
東日本大震災後の日本が「何も変わらないじゃないか」とヨーロッパの人たちから指摘される8つの視点について書かれたもの。8つの視点とは、(1)人間関係(2)スケジュール(3)派閥(4)世間体(5)自己実現(6)情報(7)若さ(8)創意工夫。外国が全て良いわけではないが、閉塞感漂う現在の「日本」再建のために、参考になることは参考にさせてもらおうという感じでした。
star3