新・読書日記 2012_086
『言語小説集』(井上ひさし、新潮社:2012、3、30)
言葉の魔術師・井上ひさしならではの発想に基づく「ことば」が主人公の短編小説集。とはいえ、雰囲気としては「筒井康隆」を髣髴させる。つまり似た感じ。「ことば」を主人公にしたハチャメチャな、シニカルな展開、ということになると、「筒井康隆ワールド」になってしまうのだろうか?
もちろん、井上ひさしはもう亡くなっているから、この作品群は過去に書かれたものだが、これまで読んだことのないものであった。
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『言語小説集』(井上ひさし、新潮社:2012、3、30)
言葉の魔術師・井上ひさしならではの発想に基づく「ことば」が主人公の短編小説集。とはいえ、雰囲気としては「筒井康隆」を髣髴させる。つまり似た感じ。「ことば」を主人公にしたハチャメチャな、シニカルな展開、ということになると、「筒井康隆ワールド」になってしまうのだろうか?
もちろん、井上ひさしはもう亡くなっているから、この作品群は過去に書かれたものだが、これまで読んだことのないものであった。