新・読書日記 2012_089
『風が笑えば』(俵万智・著、奥宮誠次・写真、中央公論新社:2012、2、25)
日経新聞夕刊のコラム「プロムナード」をよく読むのだが、現在、俵万智さんが筆者の一人で、私は週に一回、紙上でお目にかかっている。
いつもの歌集は、たとえ写真が入っていてもそれは「短歌が先で、写真が後」なんだそうだが、今回は「写真が先で、それを見て短歌を作った」のだそう。うーん、それは一つの試みかもしれないが、どうなんだろうね。
沖縄に移住されて子育てをしている俵さん、これまでとは違う歌が、今後生まれてくるのかもしれない。
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