新・ことば事情
4691「何月何日何時何分?」
小2の子どもが、小4のいとこと一緒に遊んでいたときに口にした言葉、
「何月何日何時何分?地球が何回回った日?」
これは、
「こんなこと、あったで」
と言ったら、
「何月何日何時何分?地球が何回回った日?」
と返ってくる、なんだか「けんか売ってんのか!」というような言葉です。
二人が住んでいる場所は、同じ大阪府内でも車で1時間以上離れているのですが、異なる地域の小学校で、同じ言い回しが使われているのですね。
私が子ども時代の40年ほど前は、
「何月何日何時何分何秒?」
と「何秒」を付けていましたが、今の子どもたちは、そこに、
「地球が何回回った日?」
という、ちょっと意味不明の言葉が付いて「グローバル化」しているようです。
Google検索では(4月16日)
「何月何日何時何分?地球が何回回った日?」=4件
でしたが、これに「何秒」も付けると、
「何月何日何時何分何秒?地球が何回回った日?」=2万1700件
一気に件数が増えました。
かなり子どもたちの間では使われている言い回しのようです。子どもの真似をして言おうとしてちょっと言い間違えて、
「何月何日何時何分何秒?地球が何周回った日?」
と言ったらすぐに、
「わあー、間違ってる!"何周"やて!!」
と突っ込まれました・・・。恐るべし、コドモ・・・。