新・ことば事情
4674「ジャー」
京阪電車の社内に張ってあった、滋賀・浜大津アーカスの広告ポスターに、
「海賊戦隊ゴーカイジャー」
というも字が目に入りました。
「豪快じゃ」
という駄ジャレンジャー・・・。
いろんな戦隊モノが「ご当地ゆるキャラ」のようにいるんだなあ・・とボーっと見ていたときに、「ハッ!」とひらめきました。
「ゴレンジャー」以降の「戦隊もの」の名前は必ず、
「○○ジャー」
となっていますが、これは中国地方・方言語尾の
「じゃ」
や、「名乗り」の「わしじゃ」、「役割語」の「老人・博士」、そして、
「『忍者』の『者』」
との連想もあるのではないでしょうか?
そういえば木村拓哉さん(キムタク)が出演している「グリーンジャンボ宝くじ」のコマーシャルで、キムタクが、
「ゴクエンジャー」
というのを提案していました。「5億円じゃ」。やはり「ジャー」じゃ。