新・読書日記 2012_048
『日本人はどう住まうべきか?』(養老孟司・隈研吾、日経BP社:2012、2、6第1刷)
おなじみ脳科学者の養老先生と、建築家の隅研吾さんの対談集。「都市」を否定していた養老先生が今回の震災をどう見たのか。建築家として隅さんが「地震」「津波」に強い家をどう考えるのか?隅さんの建築物は「地下」に作ったりしているようだが、「対・津波」の建物としても「地下」を想定しているようだ。大丈夫なのかな?確かに「水」が入ってこなければ「地下」なら流されることもないかも。その前の「地震」に対してどのぐらいの耐性があるのだろうか?震災復興と、今後の災害対策には、今までになかったような発想も必要かもしれない。
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