新・ことば事情
4606「あぎと」
7年ぶりに改定された『新明解国語辞典第7版』を「読んで」いると、
「あぎと」
という言葉にぶつかりました(そう、まだ「あ」なんです)。
「あぎと?『仮面ライダー』にそういう名前のがいたな。息子が小さいときに映画を見に行ったような気がするぞ。」
と思いながら意味を読んでみると、
『あぎと(※漢字は「にくづき」に「鰐」のつくりと同じ字です)=「あぎ」は「あご」の意。「と」は「門」「所」の意。①(雅)あご。②魚のえら。』
え!そうなの!「あぎと」って「顎」のことなのか!
「あぎ」=「あご」
ですか。「と」が「門」というのは「港(みなと)」の「と」と同じですね。
「みなと」=「水(み)な門(と)」→この「な」は、「の」意味。
ふーん、日本語って本当につながっているんだなあと思いますね。
ところで「仮面ライダーアギト」は、そういう意味だったのかな?「あご」って、英語で言うと、
「ジョーズ」
つまり「仮面ライダー・ジョーズ」?