新・読書日記 2012_024
『共喰い』(田中慎弥、集英社:2012、1、30)
芥川賞受賞作の『共喰い』は、おどろおどろし過ぎて、わたしは評価できない(好きじゃない、ということ)。もう一本の『第三紀層の魚』のほうが気持ちがわかってよかった。芥川賞の純文学って、なんだかうっとうしい。綿矢りさの『蹴りたい背中』では感じなかったのに。でもあれ以来だな、芥川賞受賞作をすぐに読んだのは。「もらっといてやる」「都知事閣下」等の発言がなかったら、読まなかったと思う。
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『共喰い』(田中慎弥、集英社:2012、1、30)
芥川賞受賞作の『共喰い』は、おどろおどろし過ぎて、わたしは評価できない(好きじゃない、ということ)。もう一本の『第三紀層の魚』のほうが気持ちがわかってよかった。芥川賞の純文学って、なんだかうっとうしい。綿矢りさの『蹴りたい背中』では感じなかったのに。でもあれ以来だな、芥川賞受賞作をすぐに読んだのは。「もらっといてやる」「都知事閣下」等の発言がなかったら、読まなかったと思う。