新・読書日記 2012_023
『流行り唄五十年~唖蝉坊は歌う』(添田知道・小沢昭一解説・唄、朝日新書:2008、4、30第1刷)
3年以上前に買って「積んどく」になっていたのだが、年末(2011年12月)に、本当に久しぶりに「高石ともや」のコンサートに行ったのがきっかけで読んだ。と言うのも、そのコンサートに友情出演(?)したのが「なぎらけんいち」だったのだ。歌、上手いんだ、本当に!しゃべりも、もちろん、おもしろい。そのしゃべりの中で、この添田唖蝉坊、添田知道、小沢昭一の話も出てきて・・・・。そういえば昔々、録音したテープに入っていた「呑気節」という曲、なんでこんな古い感じの歌を高石ともやが歌うのか?と、中学か高校生時代の私はいぶかりながらも聞いて、気に入って覚えてしまったけれども、それがこの本に載っている。つまり唖蝉坊が歌っていた曲だったのだね。「演歌師」のルーツ的な感じですかね。
star3