新・ことば事情
4567「パーカーパン」
小学1年生の子供が学校からもらってきた「今月の給食の献立」この中に見慣れないメニューが。
「パーカーパン」
私が子供のころの給食で出てきたパンは、
「コッペパン」
でしたが、それを最近は「パーカーパン」と呼ぶのでしょうか?それともまったく「別物」のパンなのでしょうか?
子供の連絡帳にその質問を書いたところ、先生から、インターネットで検索した資料も添付した丁寧なお返事をいただきました。ありがとうございます。それによると「パーカーパン」とは、
「アメリカの『ホテル・オムニ・パーカーハウス』で出されていたといわれる、切れ目を開くと中に具をはさむことができる形状のパン」
なのだそうです。正式には、
「パーカーハウス・ロール(Parker-houseRoll)」
というようです。ハンバーガーの「バンズ」のように上下が分かれているのではなく、あくまで「一枚もの」のパンで、間にいろいろとはさめるのですね。
なるほど、見たことも食べたこともありますが、名前は知りませんでした。
余談ですが、「コッペパン」の「コッペ」は、車の「クーペ」と同じ意味だと知ったときは、結構ショックでした。