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『道浦TIME』

新・読書日記 2012_004

『DearKAZU(ディア・カズ)~僕を育ててくれた55通の手紙』(三浦和良、文藝春秋:2011、12、10第1刷・2011、12、20第3刷)

 

なんか、抱き締めたくなるような一冊。人は一人で大きくなったんじゃないんだということを教えてくれる。表紙のカズの写真のファッションもカッコいい!

ビンドットのネクタイは知性を感じさせるね。パナマ帽?は、なかなか人を年齢を選びます。セルジーニョって知らなかったけど、おもしろそうなハチャメチャな人だな。

まぁしかし、これは雑誌の企画のために、わざわざカズ宛に送ってもらった手紙の数々なので、ちょっと「構成された感」がある。それにしても、カズは年の上の方の人から若い人まで、そしてサッカー選手だけじゃなく、いろんな分野の人から支えられているんだなぁということは、よーくわかる一冊。カズの「ダンディズム」=やせ我慢みたいなものも感じられる。このところカズは次々と本を出してないかい?一体いつ、引退するのだろうか?去年(2011))Jリーグでは、初めて1点も得点できなかった・・・というのは、ひとつの「区切り」のチャンスだったのでは?と思うのだが。でも「東日本大震災」が起きて、そのチャリティーマッチで点を取っちゃったから、こんなタイミングではやめられなくなったのではないだろうか?被災地を勇気付けるためにも。年が明けて2012年になっても、北海道のチームでフットサルをやって、5000人も観客を集めちゃうんだもんね。

 

 


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(2012、1、12読了)

2012年1月19日 15:29 | コメント (0)