新・読書日記 2011_225
『浅田真央はメイクを変え、キム・ヨナは電卓をたたく~フィギュアスケートの裏側』(生島淳、朝日新書2011、12、30)
今月13日に「ミヤネ屋」にご出演いただいた著者の生島さんに話を聞いたディレクターによると、このタイトルは、歩いている時にふと思いついたそうだ。しかし、なかなかキャッチーである。普通は「フィギュアスケート裏側」を「メインのタイトル」にして、「浅田真央はメイクを変え・・・」を「サブタイトル」にすると思うんだけど、逆にしたのがよかったと思います。
フィギュアスケートに詳しいわけでもないし、ものすごく興味があるわけではないけど、氷上のスケートの大会・1回だけではなく、半年のシーズンを通して戦っていて、その戦いの相手には「審判」も含まれることや、国力・経済力が成績に反映されることなど、大きな流れの中(政治力なども含めて)でのフィギュアスケートというものの存在を認知することができた。真央ちゃんとかも大変だな。単純な「スポーツ」(だけ)ではないのですね、フィギュアスケートは・・・。
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