新・読書日記
『気仙沼に消えた姉を追って』(生島淳、文藝春秋:2011、11、25)
著者は生島ヒロシの実の弟。4人兄弟の末っ子で、ヒロシとは17歳も年が離れている。スポーツライター。震災以降、生島ヒロシさんが、妹さんの消息を追っていることは、ミヤネ屋でもお伝えしてきたが年の離れたスポーツライターの弟さんがいて、"姉"の行方を捜しているとは知らなかった。プロローグに始まり第5章までとエピローグがあるが、真ん中の第2章から第4章は生島さんの姉の話とは直接関係ないので読み飛ばして、最初にプロローグ、第1章、続いて第5章、エピローグを読んだほうがわかりやすい。
文体が、
「ああ、『ナンバー』なんかに出てくるスポーツライターの文体だなあ」
と感じた。
なお、あす12月13日(火)の「ミヤネ屋」に著者の生島淳さんが、本業の「スポーツライター」としてご出演されます!
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