新・読書日記 2011_232
『相性』(三浦友和、小学館:2011、11、19第1刷・2011、12、7第2刷)
語り下ろし。映画『レールウェイズ』のパブリシティー。豪華版パンフレット・・・のようなもの。印税は募金。そういったことを「まえがき」に書いてあるのが潔い。
「山口百恵の夫」
という枠からなかなか抜け出せなくて悩んだこと、高校時代からの友人・忌野清志郎との交友など、興味深い内容。でもまあたしかに「豪華版パンフレット」。タレント本が好きな方は、どうぞ。1470円(=本書の値段)出して・・と言うなら、まず映画を見た方がいいのかなあ。「父兄会」という言葉遣いが、「今風ではない」感じでした。帯の文句は、
「映画公開に合わせてすべてを語った 初めての自伝的『人生論』」
やっぱりいろいろ、覗き見してみたい感じはしますよね、スターの一家の秘密、というか。
よく売れているそうです。
star2_half