新・ことば事情
4518「ゴールドとゴールデン」
純金のクリスマスツリーが東京・銀座に登場したという話題を、11月22日の「ミヤネ屋」でお伝えしました。お値段はなんと1億5000万円!大王製紙の前会長なら、たくさん買えるかもしれませんが・・・。
それはさておき、このツリーの名前が、
「ゴールド・クリスマスツリー」
でした。それを見て、
「ゴールドとゴールデンの違い」
が分かりました。つまり、「ゴールド」は文字通り「金」、そして「ゴールデン」は、「金」かどうかは問わず、その「色」が「金」、つまり「金色」であればいいのです。「ゴールデングラブ」と「ゴールドグラブ」の違いかな?
「金メダル」は「金メッキ」だけど、「ゴールデン・メダル」ではなく「ゴールドメダル」だということは、「純金」である必要はあるかどうか分からないけど、紛れもなく「金=Au」が使われていることは必要だと思います。
「ゴールデンメダリスト」
って言うと、「ゴールドメダリスト」に比べると、ちょっと安っぽい感じがしますね、