新・読書日記 2011_203
『切手紀行シリーズ4 ハバロフスク』(内藤陽介、彩流社:2011、11、5第1刷)
内藤さんの「切手紀行シリーズ」の第4弾。今回も送って頂きました。ありがとうございます。今回はちょっとマニアックな感じのところを選びましたね。まさに「近くて遠い外国」。日本から2時間の欧州・ロシア。
このシリーズは、豊富な現地のカラー写真と、その地を題材とした切手、そしてその土地の歴史を三位一体にして内藤さんが体験したものを綴っていくという、
「豪華・切手版、地球の歩き方」
です。写真をパラパラと見ているだけでも楽しい。
物語(文章)は、後半を中心に読みました。金日成、金正日の生誕の地を訪ねる小旅行などもワクワクした。あんまり日本人観光客もいなさそうだし、夏は涼しそうだから行ってみたいな、と思う反面、シベリア抑留の重く悲しい歴史の土地だと思うと、なかなか足を運びにくいなという気もするし・・・私が「ベトナム」に「観光」になかなか行けない理由のひとつに「ベトナム戦争」の記憶があるのと同じで・・・。沖縄やグアムやサイパン、ハワイは行けるのに・・・。
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